朝起きたとき「なんだか体が凝っている」と感じたことがありませんか?
そんな人は、寝ている間にリラックスできずに「寝コリ」になっている可能性があります。
寝コリとは
寝コリとは、就寝中に筋肉が固くなってからだが凝ってしまうことです。
就寝中はリラックスしてからだの力を抜く必要がありますが、力んでいるために筋肉の疲れが取れずに凝ってしまいます。
「朝起きても身体がだるい」「全然疲れが取れない」と感じている人は、寝コリになっているかもしれません。
寝コリの原因
寝コリの原因は何でしょうか?
よく言われているのが「寝ている間にからだの力が抜けていない」ことです。
私たちは日中に、いろいろな刺激やストレスを受けています。
そのため、就寝時に副交感神経が優位にならずリラックスできないため、緊張状態が解けずに寝コリになると言われています。
何か悩み事があったり仕事が忙しかったりすると、脳が休めません。
脳が活動的で交感神経が優位になっている状態で就寝してもリラックスできずに、眠りが浅くなってしまいます。
リラックスできないのでからだの力が抜けずに寝コリにつながるのです。
寝コリのチェック
まずは自分が寝コリかどうかチェックしてみましょう。
- 寝る直前までスマホ・テレビを見ている
- 十分な睡眠時間を取っているのに朝起きるのがしんどい
- 日中に眠気やだるさを感じる
- 睡眠中に歯ぎしりをするクセがある
- 睡眠中に顎を食いしばるクセがある
- 枕や布団があっていない気がする
- 睡眠中の明かりが眩しい
- 眼が疲れている
心当たりがある方は寝ている間にリラックスできずに寝コリになっている可能性があります。
寝コリの解消法
寝コリを解消するにはとにかく睡眠中に力を抜くことです。
しかし、睡眠中に意識して力を抜くなんて難しいです、寝ているのですから意識なんてありません。
寝コリを解消するには寝る前から対策をおこないましょう。
スマホ、PC、テレビの光に注意!
寝る直前までスマホをいじるのは睡眠に悪影響を及ぼします。
スマホやPCの光に含まれているブルーライトはメラトニンの分泌を抑制するので寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなります。
メラトニンには深部体温を低下させ、休息に適した状態に導き眠気を感させる作用があります。
また、光による刺激で脳が活性化してしまう可能性もあります。
部屋の明かりに注意
夜でも蛍光灯などで部屋を明るくしすぎていませんか?
蛍光灯は明るくて便利ですが、蛍光灯の光はからだに「明るくて起きる時間だ」と錯覚させます。
そうなると、メラトニン分泌が抑制され寝つきが悪くなってしまいます。
間接照明など抑えめな光を利用して部屋を明るくしすぎないようにしましょう。
寝る前にいろいろ考えない
人間は夜になるとネガティブになりいろいろ考えてしまうようです。
悩みや心配ごと、嫌なことを思い出して考え込んで眠れないことがありませんか?
寝る前に考えたってなにも解決できません、寝るだけです。
寝る前はなるべく悩みや心配事を考えないようにしましょう。
食事の時間に気を付ける
寝る直前に夕食や夜食を食べていませんか?
寝る前に食事をすると消化活動をするために内臓が休めず眠りが浅くなるようです。
食事は寝る2~3時間前にはを済ませましょう。
また、過度の飲酒は禁物です。
飲酒をするとアルコールを分解するため体が活動状態になってしまい、眠りが浅くなります。
脳やからだがしっかり休めずに寝コリの原因になります。
寝る前にストレッチ
デスクワークや立ち仕事など1日中同じような姿勢でいる人は、からだの筋肉がこわばってよく寝れないことがあります。
就寝前にストレッチをして筋肉をほぐし血行を良くしましょう。
筋肉をほぐし血行を良くすることで睡眠中にからだの力を上手に抜くことができます。
瞑想もおすすめ
寝る前にいろいろ考えてしまう人には瞑想がおすすめです。
瞑想をして呼吸を整えると刺激や不安などがなくなり、脳がリラックス状態になれば、自然な眠りを迎えることができます。
まとめ
私は寝る前のスマホをやめるのが大変です・・・
しかし、寝起きに体がバキバキでスッキリしないなんて最悪ですよね。
寝コリの原因を知り、うまく解消できれば朝スッキリ目覚めることができると思います。
さわやかな朝の参考になれば幸いです!