ビタミンが不足していませんか?身体の不調はビタミン不足が原因かも。

突然ですが、ビタミン足りてますか?

ビタミンは人間の体内では、ほとんどつくることができません。

そのため、食事などで摂取しないとすぐにビタミン不足になってしまいます。

ビタミンはなぜ必要なのか、ビタミンが不足するとどんな症状が現れるのかをご紹介いします。

ビタミンについて一緒に考えていきましょう。

ビタミンとは

ビタミンは、エネルギー源や体をつくる成分ではありません。

しかし、人が健全に成長し健康を維持するのに必要な栄養素です。

ビタミンは他の栄養素の働きを手助けする役割があります。

ビタミンは身体に大切な栄養素であり、五大栄養素の1つに数えられています。

五大栄養素:たんぱく質、脂質、炭水化物、無機質、ビタミン

ビタミンはほとんどつくれない

ビタミンは人間の身体にとても大切な栄養素です。

しかし、ビタミンはほとんど体内で合成することができない栄養素なのです。

ビタミンは食べ物(食事)などで摂取しないといけません。

ビタミン不足で起きる症状

ビタミン摂取量が必要量に満たずに起こる病気をビタミン欠乏症といいます。

壊血病、脚気、夜盲症、骨軟化症などが有名です。

壊血病

ビタミンCが不足すると起きる症状です。下記のような症状が起きると言われています。

脚気(かっけ)

ビタミンB1が不足すると起きる症状です。ひざをハンマーなどでコンと叩いて検査するのが有名です。

脚気は最悪の場合、心不全を起こして死に至る事もある怖い病気です。

夜盲症

ビタミンAが不足すると起きる症状です。

暗闇での視力が著しく衰え、目がよく見えなくなる病気です。

鳥目などとも呼ばれています。

骨軟化症

ビタミンDが不足すると起きる症状です。

骨からカルシウムが減少して、骨がもろく軟らかくなり、骨格が変形する病気です。

日本人はビタミンB1が不足

日本人はエネルギーを米など糖質で多く取る傾向があるため、ビタミンB1が不足しがちになります。

各地の検査でビタミンB1が正常量より少ない人が多く見られ、潜在的欠乏症の広がりが心配されています。

ビタミンB1が不足すると倦怠感(だるさ)や疲労感、頭痛、目まい、動悸、息切れ、発汗異常、便秘、下痢などの症状が現れます。

疲れやすいと感じる方はビタミンB1が足りていないかも。

対策はビタミンの摂取

ビタミンは13種類

水溶性ビタミン・脂溶性ビタミン

ビタミンは水溶性ビタミン・脂溶性ビタミンの2種類に分かれています。

水溶性ビタミン
水溶性ビタミンとは水に溶けやすいビタミンの総称です。水洗いや加熱調理による損失が大きく、尿などから体の外へ排泄されやすいビタミンです。
ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸
脂溶性ビタミン
脂溶性ビタミンとは水に溶けにくく油に溶けやすいビタミンの総称です。水洗いや加熱調理による損失が少なく、油と一緒に摂取すると吸収率が高まります。
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK

取りすぎには注意

水溶性・脂溶性のビタミンは摂取しすぎると弊害がでることがあると報告されています。

一度に多く摂取するのではなく、毎日・毎食適度に摂取することがおすすめです。

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