パワーベジタブル「長命草」。

長命草は沖縄県与那国島に自生するセリ科の植物です。

近年、この長命草の豊富な栄養素が注目を浴びています。

長命草

正式名称は「ボタンボウフウ」で、セリ科カワラボウフウ属の常緑多年草で海の近くで自生することが多いです。

沖縄では「チョーミーグサ」とも呼ばれています、長(チョー)命(ミー)草(グサ)ですね。

栄養価がとても高く、パワーベジタブルと呼ばれています。

「1株食べると1日長生きする」と言われるほど栄養素が豊富で「命の薬(ぬちぐすい)」なんて言われることも。

長命草の栄養価

与那国島の長命草は、ビタミンや食物繊維、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルをバランスよく豊富に含有しています。

食物繊維はキャベツの5倍以上!
食物繊維は便秘を予防に効果的です。また近年、心筋梗塞や糖尿病、肥満などの生活習慣病の予防に役立つこともわかってきています。
ビタミンAはカボチャの約1.6倍!
ビタミンAは肌の健康を維持したり、のどや鼻などの粘膜に働いて細菌から体を守ったりします。
カルシウムは牛乳の約4倍!
カルシウムは骨や歯を作るのに大切な成分。カルシウム不足すると骨粗鬆症にかかるリスクが高まると言われています。
鉄分はプルーンの約6倍!
鉄分はヘモグロビンの成分になっていて酸素を肺から体のすみずみに運ぶ働きをしています。

ポリフェノールも豊富

若々しい美しさに欠かせない美容成分の代表ポリフェノールも豊富に含んでいます。

その量はゴーヤーの約8倍!

ゴーヤーが苦手な人手も長命草で摂取することができます。

長命草の今後に期待

これだけ豊富な栄養を含んでいる長命草ですが、まだあまり流通していません。

沖縄の最西端の与那国島で自生に近い環境で栽培されているのであまり量がないのかもしれません。

長命草を使用したサプリメントなども販売されていますが、なかなか値が張ります。

注目が集まって栽培量が増えればそのうちゴーヤーみたいに全国区になるかもしれませんね。

まとめ

沖縄の強い日差しが育てるパワーベジタブル「長命草」

豊富な栄養成分で健康から美容まで様々な効果に期待したいです!