カニカマって普段意識して食べる食材ではないですよね。

しかし、このカニカマが筋肉を作るおすすめの食材なんだそうです。

今回は、カニカマの栄養や成分、効果などについて調べてみました!

カニカマとは

カニカマは主に白身魚のスケトウダラのすり身で作られている「かに風味かまぼこ」のことです。

実はカニカマにはカニ(蟹)は一切含まれていません。

魚が原材料なので、タンパク質やカルシウムが豊富で脂質が少ない食材です。

カニカマの栄養成分

カニカマの栄養成分を調査しました。

カニカマ100g
カロリー 90kcal
タンパク質 12.1g
脂質 0.5g
炭水化物 9.2g
カルシウム 120mg
食塩相当量 0.1mg

参考:文部科学省

カニカマは筋肉作りにおすすめ

カニカマは高タンパク低脂肪

カニカマは100gあたりタンパク質が12.1g、脂質が0.5gと高たんぱく低脂肪です。

筋肉を付けたり維持したいするには、ある程度タンパク質が必要ですが、たんぱく質が多い食材は脂質も多い傾向があります。

カニカマは筋トレやダイエットには最適な食材であることがわかります。

タンパク質を多く含む主な食材(100g)の一覧です。

  • 鶏のささみ 23.0g
  • 豚ロース 19.3g
  • 納豆 16.5g
  • ゆで卵 12.9g
  • 豆腐 6.6g
  • 牛乳 3.3g
  • ヨーグルト 3.0g

カニカマのタンパク質はゆで卵に匹敵する多さです(100gあたり)。

なかなかのタンパク質量です、脂質は少ないので筋トレ最強食材かもしれません。

カルシウムも豊富

カニカマは魚が原材料なだけあって、カルシウムも豊富です。

100gあたりのカルシウムは120mgと牛乳に匹敵する量です。

血糖値を下げる効果もある!?

なんと、カニカマには血糖値を下げる効果があると注目されています!

東京海洋大学大学院ヘルスフード科の矢澤一良先生が「かまぼこ」には「血糖値の上昇を抑制する効果がある」という研究成果が発表されてます。

この研究ではマダラ以外の魚のすり身で作った「かまぼこ」でも、血糖値上昇を抑える効果があったとのこと。

加熱処理をされたタンパク質に、血糖値の上昇を抑える効果があるようで、生のすり身には効果がないようです。

かまぼこは魚のすり身を蒸して作るため加熱処理しており、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。

カニカマを食べるタイミング

筋肉を付けることが目的なら、運動後やトレーニング後30分以内にタンパク質を摂取するのが効果的です。

筋トレ後30分以内となると肉などは調理するのに時間がかかりますが、カニカマなら手軽に食べることができます。

ダイエットにもおすすめ

カニカマ2

カニカマは高タンパク低脂肪の食材です。

ダイエットなどで食事制限をしていると、どうしてもタンパク質が不足しがちになります。

タンパク質が不足すると筋肉がやせ細り、代謝が悪くなり結果リバウンドにつながりやすくなります。

脂質をカットしつつタンパク質が多く取れるカニカマは、ダイエットの強い味方となるでしょう!

まとめ

調査の結果、カニカマの栄養成分や驚きの効果などがいろいろわかりました。

意外と高タンパクなんだとわかりましたので、コストパフォーマンス次第ですが、今後は積極的に食べようと思います!

カニカマってサラダや、冷やし中華、アヒージョくらいしか思いつかないけど…

そのままカニカマをかじって食べるか。