沖縄北部へのアクセスがもっと便利で快適になるかも!
那覇と本部を繋ぐ高速船の実証実験がスタート。
高速船実証実験
内閣府沖縄担当局と第一交通産業グループが9月1日に那覇(那覇ふ頭)と本部(渡久地港)を結ぶ高速船の実証実験を始めた。
那覇から本部までなんと「90分」で到着するようだ。
実証実験は利用者ニーズや運航の課題などを把握することが目的。
運行情報
経由便 那覇(那覇ふ頭)⇒北谷⇒名護(名護漁港) 料金(片道)2,000円
直行便 那覇(那覇ふ頭)⇔本部(渡久地港) 料金(片道)3,000円
運行日
9月1日(土)、2日(日)、3日(月)、4日(金)、5日(土)、6日(日)
北部は観光スポットが多い
本部のある沖縄北部は「美ら海水族館」や「辺戸岬」、「古宇利島」など観光スポットが多い。
美ら海水族館
沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん)は、沖縄本島北西部の本部半島備瀬崎近くにある海洋博公園内の水族館。
「チュらうみ」とは沖縄の言葉で「清[きよ]ら(しい)海」という意味。
辺戸岬
辺戸岬(へどみさき)は沖縄島の最北端にあり、好天の日は、22km離れた奄美群島の与論島や沖永良部島を望むことができる。
古宇利島
古宇利島(こうりじま)は、沖縄県国頭郡今帰仁村に属する島で、沖縄本島北部にある屋我地島の北に位置する。
本島と古宇利島を結ぶ古宇利大橋が有名です。
一般道(国道)は渋滞が多い
沖縄は車社会で慢性的な渋滞に悩まされています。
那覇空港からレンタカーで北上すると絶対渋滞に悩まされます。
一般道で那覇から本部まで車で移動すると2時間~2時間半くらいかかります。
しかし、高速船なら那覇から車を運転しないで海の景色を見ながら90分で北部に到着できます!
これは北部観光には大きな効果が期待できる。
渋滞緩和
高速船を利用する人が増えて車が減れば、慢性的な那覇市内の渋滞緩和も期待できます。
恐怖のバスレーン回避
沖縄にはバスレーンという恐怖の規制があります。
バスレーンの目的は「公共交通機関の正常な運行を確保することにより、交通の安全と円滑を図ることにあります。」らしいです。
このバスレーンを知らない観光客はバスレーンに狩られます…
バスレーンに狩られると罰金6,000円です、さらに違反点数1点です。
高速船ならバスレーンを気にせず移動できます。
不安もある「高速船」
この那覇と本部を結ぶ高速船には不安もある。
実は那覇と本部を結ぶ高速船の運航は初めてではないのだ。
高速船マーリン
もう20年くらい前になるだろうか、那覇と本部を結ぶ高速船「マーリン」が運航していました。
しかし、採算が合わないとの理由で2000年2月に運航を取りやめた経緯がある。
そのころは「美ら海水族館」はまだ存在していなかった(2002年11月に開園)。
現在は北部の観光スポットも充実してきており、一定の需要はあると思われる。
北部での移動手段
ただ、那覇と本部だけ往復しても面白くありません。
本部に行っても、そこからの移動する手段がないと、美ら海水族館も辺戸岬も行けません。
沖縄は電車はありません。
シャトルバスやレンタカー屋が北部に充実しないと、那覇でレンタカー借りて移動したほうが便利になります。
はたして、高速船は定着するのでしょうか。
まとめ
沖縄人も、もっと気軽に美ら海水族館に行けるかな?
車だと2時間運転しないといけないから面倒なんだよね。
料金(値段)は那覇から本部で一人片道3,000円。
沖縄県民にはちょっと高いか。
観光客はレンタカーを借りずにガソリン代もかからず片道3,000円なら楽だと思います。