沖縄生まれ沖縄育ちの筆者が、沖縄の気候について調べてみました。

沖縄の年間の気温や湿度を他の都市などと比較してみたり、おすすめの旅行シーズンなどもご紹介!

沖縄の気候

沖縄は亜熱帯気候に属しており、高温多湿で雨が多い地域です。

年中晴れていて、「青い空と青い海」のイメージが強いかもしれませんが、快晴の日は少ないです。

周りを海に囲まれているため、天気が変わりやすくスコールなども頻繁にあります。

沖縄の気温

沖縄の夏は太陽の日差しは強いが、海風が吹き込むため35℃を超える猛暑日(35℃以上)は多くありません。

日本一暑い地域争いには名前すら出てきません。

しかし、極端に暑くなることが少ないだけで常に暑いです。

夏は真夏日(30℃以上)の熱帯夜(25℃以上)で、昼と夜の温度差が約5℃くらいと夜も暑いです。

沖縄の冬は15℃を下回ることはほとんどなく、10℃以下なんて年に2~3日あるかないかくらいです。

しかし、海から吹き込む北風が強く体感温度は低く感じ意外と寒いです。(沖縄人の体感)

沖縄(那覇)と各地の平均気温

沖縄の気温グラフ

2017年気温比較

年間平均気温

那覇、東京、札幌の年間平均気温を比較したグラフです。

沖縄は年間の温度差が少なく夏が長い感じです。

四季で表すと「春夏夏夏」って感じです。

「夏夏夏秋」じゃない理由は、沖縄は紅葉は少なく、年中木々が青々と葉をつけています。

秋なんて感じじゃないです。

でも、桜は咲くので春はある気がします。

海水浴は5月のゴールデンウィークくらいから10月くらいまでは泳げます。

海開きは3月頃にありますが、沖縄人的にはまだ寒くて海に入れません。

気合があれば年中海に入れますが、地元の人は入りません。

3月とか11月頃に海で遊んでいる人を見ると「あったーないちゃーやー」(あの人たち内地の人だな)って指をさされます…

沖縄の湿度

「沖縄は気温は高いけど、カラッとしていて過ごしやすいでしょ?」なんて他県の人から言われることがあります。

それは、まったくもって間違いです。

「気温が高く」「海に囲まれていて」高い山がないから「海風がダイレクトに流れ込む」。

熱、水、風がそろっている地域の湿度が低いわけありません。

義務教育レベルです(言い過ぎました)。

とにかく、沖縄の湿度は年間を通して高いです。

特に5月から梅雨に入ると80%なんてあたりまえ、6月のピークになると90%を超えます。

天気予報で湿度100%を叩き出すことさえあります。

台風が重なると地獄です、南の温かい空気とたっぷりの湿度を届けてくれます。

雨が降っているのに気温30℃越えで湿度95%なんて日もあります。

沖縄(那覇)と各地の平均湿度

沖縄の湿度グラフ

2017年湿度比較

年間平均湿度

那覇、東京、札幌の年間平均湿度を比較したグラフです。

沖縄は梅雨時の6月がピークで平均で85%になり、年間通しても平均60%以上あります。

ジメジメと蒸し暑くカビとの戦いが始まります。

おすすめ旅行シーズン

沖縄人がおすすめする沖縄旅行のシーズンは、ずばり「10月」と「4月」です。

「せっかくの沖縄なんだから、真夏に海に入りたい!」なんて思うかもしれませんが、7月・8月は殺人レベルの暑さです。

地元の人も海ではほとんど泳ぎません、「日焼け」というより「やけど」をします。

暑さと、台風が落ち着く9月末頃~10月頃がおすすめです。

10月でも余裕で海に入れます、夏を感じることができます。

5月と6月は梅雨です、晴れが少なく蒸し暑く旅行にはおすすめできません。

梅雨前の4月~ゴールデンウイーク前くらいまでは、晴れが多く海にも入れます。

沖縄に旅行するにはちょうどよい時期だと思います。

まとめ

今回は沖縄の気温や湿度など、沖縄の気候について調べました。

沖縄は基本的に「高温多湿」で蒸し暑い地域です。

日差しの強い日に海に入る時はTシャツ着用をおすすめします。