沖縄は天気予報が当たらない

沖縄の天気予報は、たびたび外れます。

天気予報では「晴れ」だから傘を持たずに出かけると、土砂降りの雨に打たれたり…

沖縄への旅行を計画していると、三週間天気予報や、週間天気予報などを確認しながら楽しみにしているかもしれません。

しかし!沖縄の天気予報は当たりません!!

週間予報や三週間先など長期予報になるともうほぼ外れます。

外れるというか、数日後には天気予報の内容が変わっています。

なぜ沖縄の天気予報は当たらないのでしょうか?

その理由や対策を紹介します!

沖縄の天気は変わりやすい

天気アイコン

沖縄の天気予報が当たらないのは、天気予報の精度が低いとか気象予報士の腕がないわけではないと思います。(たぶん)

沖縄の天気は当てにくい理由があるようです。

いろいろ調査してみると下記のような理由で沖縄の天気予報が外れるようです。

周囲が海に囲まれている
沖縄は四方が海に囲まれています。そのため雲が発生しやすい環境にあります。海上で雲が発生します。
気温が高く雲ができやすい
沖縄は気温が高く、海水温も高いので水蒸気が発生しやすく雲ができやすのです。
海風が吹き込む
沖縄には高い山がありません、海上で発生した雲が海風で沖縄本島内に運ばれます。

このように、雲ができやすい環境のため天気予報を当てるのが難しいとのことです。

現在の天気予報の技術では雲の動きは読めても、雲の発生までは正確に予想できないのかもしれません。

雨は降ってもスコール

ただ、沖縄で天気予報が外れて雨が降ると言ったらスコールです。

内地のように1日中雨になることはそれほどありません。

1日中雨になるような天気はだいたい天気予報で当ててくれます。

天気予報では急に降るような雨(スコール)の予測が難しいのでしょう。

雨雲レーダーで雨雲がないのに大雨になることもあります。

「何雲が雨降らしているんだよ!」って突っ込みたくなります。

スコールは大体10分~15分くらいでやみます。

傘を持っていない場合は、濡れながら移動せずに雨宿りするとよいでしょう。

沖縄の天気対策

長期の天気予報は参考程度に

天気予報を見て「沖縄に旅行に行く予定なのに来週は雨なんだ・・・」なんて落ち込むことはありません。

週間天気予報など長期予報は正直当たりません、翌日にはしれっと天気予報が変わることもあります。

2月や梅雨とか雨が多い月でもない限りあまり当てにせずに参考程度にとどめましょう。

逆に晴れの予報でも油断は禁物です。

「やった!来週晴れじゃん!!」なんて浮かれていても、翌日の天気予報で雨に変わることも多々あります。

沖縄の週間天気予報は飾りにすぎません、偉い人にはそれが分からんのですよ。

目的地の天気予報を確認する

全国天気予報などで天気予報を確認すると、沖縄全体の天気が表示されています。

沖縄の天気予報を確認しても南部と北部の2つくらいしか表示されていません。

一方で、沖縄の雨はカタブイ(片降い)と言って極地的に大雨が降ることが多いです。

那覇市は晴れているのに浦添市(隣の市)は大雨とか。

北部とか南部の天気予報を見るより、那覇とか北谷とか目的の場所の天気予報を確認しましょう。

天気予報より自分を信じる

ホテルから出発するときや、自宅から外出をするときは空を見ましょう。

「なんか雨が降りそうだな」と感じたら、天気予報が「晴れ」でも傘(折りたたみ傘)を持ってでかけましょう。

正直、天気予報より当たります。

雨宿りをしよう

急に降る強い雨は大体「スコール」です。

数分から数十分でやみますので、雨宿りをしてしのぐのがおすすめです。

「本降りに なって出てゆく 雨宿り」は沖縄の雨には当てはまりません。

スコールはいきなり本気で雨が降って、そして去っていきます…

常に傘を持つ

いっそ常に傘を持って外出すると確実です。

雨宿りできない場所で急にスコールが来ても濡れずにすみます。

普通の傘だと邪魔になるので、カバンに折りたたみ傘を忍ばせておきましょう。

レンタカーなど車で移動するときは、車の中に傘を常に置いておきましょう。

夏の沖縄は日差しが強いため、日傘と雨傘兼用の傘を持つと邪魔になりません。

まとめ

沖縄の天気予報は参考程度にとどめましょう。

週間天気予報など長期予報ほどあてにはなりません。

急に大雨が降ったらスコールです、雨宿りなどで雨をしのぐのがおすすめです。

沖縄に旅行する時は晴れることを祈りましょう。

まぁ、夏の海水浴などは晴れより曇りの日がおすすめです、日差しや紫外線など晴れると辛いです。

雨の天気予報も外す

ここからは私の愚痴になります…

沖縄は雲が発生しやすく、雨の予報が難しいのはわかりました。

どの情報でもそのような原因が書かれています。

「晴れ」の予報で「雨」が降るのはこの際大目に見ます。

しかし!

沖縄に住んでいると納得できない天気予報の外れ方もあります。

雨の予報なのに晴れている

天気予報は雨なのに、全然雨が降らずに晴れることがあるのです!

「今日の天気予報は雨だったから、洗濯物を干すのはやめておこう」なんて思って外出すると、雨が降るどころか晴天に!

「うぁー青空じゃん!洗濯物干しておけばよかった!!」なんてことはざらです。

なぜでしょう!?

「雲が発生すると思ったけど発生しなかったよ。。」ってこと?

雲が発生しやすいが、消えやすい環境でもあるってことか?

雨雲はないけど雨が降るってことか??

そんな超常現象を天気予報で予測できるのか???

雲の動きの予測が難しい?

散々愚痴りましたが、結局「風が読めない」のだと思います。

沖縄には高い山がありません。

高い山があれば風の流れがわかり、雲の動きを読みやすいのでしょう。

沖縄は少し風向きが変わればすぐに雲の動きも変わります。

海上で発生した雨雲が沖縄本島に流れてきて雨が降ると予報したが、風向きが変わっちゃった。

それで予測していた雨雲が違うところに流れちゃった!ってことなのかと。(たぶん)

それを予測するのがプロだろう!!(無理難題)

難しいのはわかりますが、お願いしますよ気象予報士さん…